水漏れ修理の依頼は、「法外な費用請求」や「修理の不具合」など心配なことも多いですよね。
我が家でも台所で水漏れが発生し、混合栓を交換することになりました。
修理業者の選び方・見積もりの取り方・修理価格を安くする方法などを紹介します。
17年間使ってきた台所シンクの下から、水漏れが発生して水でベタベタになってしまいました。
とりあえずはトレイを置いてそこに水を溜めて緊急対応しましたが、いつまでもこの状態で放置はできません。
なる早で修理することにしました。
でも、水漏れ修理はトラブルなどが心配で、どの業者に依頼するかをとても迷います。
とりあえず地元の市役所のホームページで紹介されていた「指定給水装置工事事業者一覧」に掲載されている業者さんから3社に問い合わせをしました。
市役所のホームページからリンクされているといえども、外部リンク先のサイトなので手放しで安心できるわけでもありません。
実際に紹介ページには、下記の注意書きが書かれています。
この3つの注意事項を踏まえて、近隣の業者3社に「水漏れしているので修理をしたい」と連絡しました。
3社とも水漏れの症状を確認してから見積もりするので、一度現場を確認させてくださいということでした。
水漏れの現場確認
業者さんに自宅へ来てもらい、水漏れしている台所シンクの下を調査してもらいました。
この調査の時点から業者選びは始まっています。
業者さんの受け答え方や商品知識・工事経験など会話をする中で確認していきます。
金額が安いというだけで業者選びをすると、高い代償を払うことにもなりかねません。
見積もり金額以外の「受けこたえ方・知識・経験」などもできるだけチェックしましょう。
水漏れの調査結果は、3社とも「混合栓の交換」ということになりました。
まあ、そうなりますよね。
ということで、3社に混合栓の交換工事の見積もりをもらうことにしました。
混合栓交換工事の見積もり依頼
我が家では外付けの浄水器を使っているので、混合栓は下記の条件となります。
- 外付け浄水器と水道水を切り替えできる分水孔つき
- シャワーとバブルの2タイプをワンタッチで切り替え
- 蛇口がホースで伸縮
この機能を満たすのは、「シングルレバー引出し混合栓 分水孔つき」というちょっと珍しいタイプになります。
商品としては、こちらのタイプになります。
【カクダイ】シングルレバー引出し混合栓 分水孔つき
シンプルな混合栓と比較すると少しお値段は高めですが、以前に使っていたタイプと同性能にしたかったのでこちらにしました。
3社の業者さんから見積もりをいただき、調査からの顧客対応なども含めて検討し業者さんを決めました。
業者決定の要因は、
- 質問に的確に答えてくれる
- 質問への回答が早い
- 見積もり内容が明瞭
と、交換工事を任せても大丈夫と思えた業者さんに決めました。
ただ、提示された見積もり金額は、想定よりも高くなっていました。
工事内容 | 価格 |
---|---|
シングルレバー引出し混合栓 分水孔つき | 43,000円 |
分水孔コック | 3,800円 |
取替工事費 | 6,000円 |
値引き | 800円 |
消費税 | 5,200円 |
合計 | 57,200円 |
想定よりも高額になってしまったので、今回は業者間の競合による値引き交渉ではなく、他の方法で価格を抑えることにしました。
工事費用を安く抑える方法
水回りや自宅のリフォーム・工事の場合に価格を抑える方法として、
商品・部品を自分で購入+交換工事を業者に依頼
という方法があります。
先日の浴室乾燥機の交換は、「商品+交換工事」がセットになっている業者さんに依頼しました。
ただ、混合栓交換工事のときは「交換できるくん」の存在を知らなかったので、このときは部品を自分で購入して交換工事だけを依頼することにしました。
業者さんの見積もりでは「57,200円(税込み)」です。
混合栓+部品の購入価格
商品 | 価格 | 購入先 |
---|---|---|
シングルレバー引出し混合栓 分水孔つき | 35,000円 | AMAZON |
分水孔コック | 2,940円 | ヨドバシ.com |
送料 | 0円 | |
合計 | 37,940円 |
商品・部品の購入価格は【37,940円】となりました。
全て同じ商品・部品なのですが、19,260円も安く購入できることが分かりました。
ということは、交換工事代金が19,260円より安ければ、自分で購入したほうがお得になります。
交換工事のみの依頼はOK!工事費用はいくら?
業者さんに部品はこちらで用意するので、交換工事だけで対応してもらえるかを問い合わせしました。
回答は「交換工事だけの対応は可能ですが、提出している見積もりの取替工事費の金額(6,600円)では無理」ということでした。
再見積もりをお願いして、
・取替工事費:11,000円
という金額提示いただきました。
これで、
(商品・部品代金)37,940円+取替工事費(11,000円)=48,940円
という金額になるので、最初の見積り金額よりも8,260円安く交換できることが分かりました。
ということで、商品・部品はこちらで購入して、交換修理だけを依頼することにしました。
今ならミツモアなどで交換修理の相見積もりをとることもできたのですが、当時はそこまで至りませんでした。
「混合栓:AMAZONN+分水孔コック」で購入し、取替工事を業者さんに依頼して、無事に我が家の水漏れトラブルは解決しました。
水漏れ工事は原因に応じて対応方法はいろいろあります。
修理が必要な場合は、業者選びが大切です。
高額請求や修理トラブルに巻き込まれないように、業者選びは慎重に行いましょう。
また交換費用を抑える方法として、部品を自分で購入したり、ミツモアなどで工事業者を比較する方法もあります。
ネットで簡単に調べることができるので、少しの手間をかければ価格を抑えることができます。