【パーソナルデータ】
・本音を語ってくれた旦那さん:かいくん
・旦那さんの年齢:41歳
・奥さんの年齢:41歳
・結婚歴:10年
親戚との下世話な会話で、妻と溝ができてしまった
女性って結婚するとなると、付き合ってきた時とは別物になるってよく言いますよね。
うちの妻も結婚してから、今まで気付かなかったことに気付いてしまいそれ以来溝ができてしまいました。
結婚となるとやはり、親戚といった相手の血縁が大きく関係してきます。
親戚付き合いをあまり重んじない家庭で育った私は、妻の親戚に対してどう付き合っていけばいいのか悩んでおりました。
妻に言わせると、親戚といえど「近くて遠い人」のようで礼儀を非常に重んじなければならないようです。
夫婦2人ならば、私がなんとか親戚との付き合いを我慢すればやっていけます。
ですが、子供が生まれると話は変わってきます。
子供に対して親戚はして欲しくない事、言って欲しくない事を言ったりしてきます。
例えば、食事をしっかりと食べさせているにも関わらず、いつでもどこでも私の子供にお菓子を食べさせようとします。
他にも毎回おもちゃを買い与えたり、子供の前では言ってはいけないようなきたない言葉遣いなどをしたりします。
妻に「親戚といえど礼儀を重んじる」と言われていたので、私はずっと我慢していました。
我慢も限界になりました
ある時、妻の実家に妻の親戚一同が集まったとき子供達がいる前で、妻の親戚の方々が子作りの話を始めたのです。
「ああすれば男の子」だの「これだから女の子になる」だのと始めました。
私は我慢の限界を超え、妻に「ちょっとああいった話はやめるように言ってくれる?」と頼みました。
帰ってきた妻からの答えは「なんで?」でした。
こっちがなんでだよ!?
しかも妻はなんの躊躇もなく、その子作りの話に参加し始めたのです。
しかも私が聞いたこともないような下品な言葉遣いでした。
方言が入っていたとはいえ、私にはとても考えられません。
私はやっと妻がこういった人たちと一緒の感覚なんだとわかりました。
言葉遣いや言動は感覚の違いです。
人前では使わない方が良い言葉の選択は、まさに感性と言えると思います。
私はその妻の言葉遣いや言動を聞いて、その日すぐに子供を連れて家路につきました。
しかし、妻はそのまま実家に泊まっていきました。
あの日のわだかまりは消えないまま
結局次の日以降、妻とその日の話はしていません。
というか私自身が話をしても、無駄だなと感じてしまっています。
妻は後日、「大変だったでしょう」とねぎらいの言葉をかけてきました。
しかし妻に対しての不信感や感覚の違いは、はっきりとした溝として私は感じてしまいました。
育ってきた環境というものは違えど、許容できない範囲を超えてしまうと、半ば諦めの感情が出てきてしまうのは当然だと思います。
妻の親戚とはできるだけ距離を置いて、冠婚葬祭の必要な時だけ子供を連れて行こうと決心しました。
許せないところは人それぞれ
妻とは、学生時代からの付き合いです。
結婚する前はお互いに良いところが目に付くものです。
私たちもお互いにいいところに目がいっていました。
特別、妻に不満もありませんでした。
言葉遣いについても、特に気にすることはなかったのです。
ですが結婚すると、色々なことが見えてきます。
この話も「大したことない」と感じる人もいるかもしれませんが、人それぞれ結婚相手に対して許せないところがあるのだと思います。