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台所に大量のアリがうごめく
いつの頃からか分からないですが、台所にアリを見るようになりました。
最初は1匹だけだったので、指で潰して終わりでした。
ところが、そのうち気付いたら数十匹がウロウロ。
指では追いつかないので、とにかく見つけたら殺虫剤で退治していました。
キンチョールをシューッと吹きかけると、あっという間にアリは退治できます。
ところが、退治しても退治しても、アリはゾロゾロと湧き出てきてキリがありません。
いったいどこからアリが入り込んでくるかも分からず、困り果ててしまいました。
家の中にアリはどこから侵入してきたか？
最初のうちはアリがどこから侵入してくるか分からなかったのですが、ついに突き止めました。
ここから入り込んでいました。
＜IMG＝裏玄関と床の隙間＞
矢印の箇所から、アリは入り込んでいました。
分かりにくいですが、床と冊子の隙間を通って床下からアリが台所に侵入していました。
肉眼では分からないくらいのわずかの隙間ですが、アリはらくらくと出入りしていていたんです。
この侵入口がどうして分かったかというと、アリメツを使って監視しているうちに発見しました。
アリメツを巣へ持ち帰るアリが何匹もいたので、侵入口が分かりました。
それではアリメツでアリを退治した方法について紹介していきます。
アリメツでアリ駆除ができる理由
アリを退治する方法は、3種類あります。
- 殺虫剤を散布（アリやアリの巣をみかけたらすぐに駆除したい）
- 忌避剤を散布（侵入を防止したい）
- 毒餌を置く（巣の場所は分からないが、巣ごと全滅させる）
アリメツは毒餌をアリの巣に持ち帰ってもらって、巣ごと全滅させる方法となります。
私が今までしていた「アリを見つけては殺虫剤で退治する」ことでも退治できますが、次から次へアリが出てくるので大変です。
「地上で見るアリは、全体の3％と言われています。
目の前にいるアリを殺虫剤で退治しても、巣の中の残り97％は退治・駆除できません。
アリは巣の中にかなりの数がいるので、いちいち殺虫剤で退治しても対処療法にしかなりません。
それならばということで、アリメツを使ってアリの巣ごと退治しようとなった訳です。
アリメツの成分
アリメツの成分は、「糖蜜・ホウ酸」です。
先程は毒餌と書きましたが、これはアリにとって
中身はこんな感じ。
毒餌と書きましたが、恐ろしい毒が配合されているわけではありません。
アリはどのように退治されるか
アリがアリメツを吸食することにより、アリのみが体内に持つ「蟻酸」を凝固させて退治します。アリはエサを食べてもすぐに消化するのではなく、「社会胃」と呼ばれる消化吸収しない胃の中にエサをためて巣に持ち帰ります。エサ（アリメツ）を巣に持ち帰って仲間に分ける習性により、巣を全滅させることができます。
実際にアリメツを使ってみた（動画あり）
実際にアリメツを使ってみた動画がコチラです。
これはまだ初日の動画です。
設置して12時間くらい経過した頃の動画です。
数匹程度ですが、アリがアリメツにおびき寄せられているのが分かります。
最初はドアに向かって左側に設置していたのですが、侵入口が反対の右側だと分かったので設置場所を右側に変えました。
それから3日後の動画がコチラです。
床の隙間からアリがウヨウヨとアリメツにおびき寄せられていきます。
ざっと30匹以上のアリが、美味しい餌と思ってアリメツを巣に持ち帰ろうとしています。
このような状態が5日間くらい続きました。
あるときは、こんな感じで水辺で水分補給する小動物のようにアリが並んでアリメツを吸食しています。
不覚にもちょっとかわいく見えてしまいましたが、アリメツってよっぽど美味しいんですね。
こんな感じでアリがアリメツを巣に持ち帰っては、また新しいアリがアリメツに寄って来てを繰り返します。
そのうちだんだん数は減っていき、完全にアリが来なくなるまで2週間くらい掛かりました。
アリメツの効果が出始める期間
アリは好んでアリメツを食べ4～10時間後に中毒を起こし、遅くても24時間後には死滅します。
ただ、巣の中には卵があり、7～10日で孵化し再び活動します。
アリメツを使ってからアリが減ったり増えたりするのはそのためで、我が家では約2週間くらいでアリは駆除できました。
このようにして我が家の台所から、アリは完全に姿を消しました。
私がしたことは、アマゾンで購入して宅配で届いたアリメツを設置しただけです。
こんなに簡単に、こんなにお手頃な価格でアリ退治ができて良かったです。